一昨日、昨日に引き続き、町家暮らしトピックス。
③メダカの世話はお隣さんもご一緒に。ですね。
お隣さんの玄関先にあるメダカ(鉢も)を見て、お隣さんに
「私達もメダカ飼いたいんですよ~」と言った数日後。
「メダカ飼うたか~?」
「いやぁ~、まずは鉢を買わないとなぁ~と思って~」
「ほなここにあるの1つ使い~。どれでもええで~」
「え!ほんまですか!ありがとうございます!」
という感じで、まんまと(?)メダカの鉢をゲット。
その数ヶ月後、実家からメダカの赤ちゃんを連れて帰ってきました。
大人メダカと同じ鉢には入れられないので、虫カゴサイズの透明な容器に入れて数日。
「赤ちゃんおるやんか~。餌も赤ちゃん用のやつがあるんやで~。」
「そうなんですかー?」
「ほなもうこれあげるからこれ使い~」と、赤ちゃん用の餌をもらいました。
「ありがとうございます!朝に1回でいいですか?」
「昼間もあげた方がいいけどなぁ」
「そうですか~・・・」
昼間は家にいないことがほとんどなので、どうしようという顔をしていると、
「ほなわしがあげるから、どっかわかるところに置いとき」
「ありがとうございます!」
と、餌やりまでお世話になってまたまた数日がたち。
「はよ大きい鉢に入れ替えたり~。も~これ持っていったらええから~」
「ほんまですかー!ありがとうございますー!」
と二つ目の鉢をいただく(借りる)。
「砂入れて、水をお米研ぐみたいに洗って、それからメダカ入れるんやで~」
と言われてから1週間。
柄杓で水とすくっていた私を見たお隣さん。
「そんなやり方してたらいつまでたっても水はきれいにならへんわ~」
と、お隣さんの玄関先で水を洗ってもらい~、
「もー、何から何まで~。あとは、しばらくしてからメダカを移し替えたるんやで~」
と言われた翌々日。
夜遅く自宅に帰ると、メダカの鉢に水草が増えている!!
ライトで照らしてみると、鉢の中で赤ちゃんメダカが嬉しそうに泳いでいるではないですかー!!!
私たち(私だけ?)がワーワー言ってると、声が聞こえたのか、お隣さんが出てきてくれました。
「移し替えてくれたんですか!?」
「いやぁ~、勝手にしてあれやな~思たんやけど~…」
「ありがとうございます!!!」
はい、なかなか移し替えない私たちにシビレをきらして、お隣さんがしてくれたということですね。
いや~、おかげさま。
結局、メダカの鉢を二つもお借りし、水、移し替え、餌やりまでやっていただくという始末。
感謝の一言に尽きます。
やり取りを思い返してみても、私「ありがとうございます」しか言っていない気が^^;
ご近所の目上の方に助けてもらったり、知らないことを教えてもらったり。
家族と離れて暮らす私にとって、とてもありがたいことです。
「町家ならでは」の人との関係性をこれからも楽しみながら生活していきたいと思います。
「もちつもたれつ」「おたがいさま」の関係になれるように、私もがんばります!
「町家暮らし」編を3日間お付き合いいただきありがとうございました。
やまさきさちよ