最近、月1~2回のペースで茶道のお稽古に通っています。
指導していただいているのは、福本マサヨ先生 。
先日の手作り市にも来てくださいました。
茶道のお稽古の始めにはいつも掛け軸とお花とお香合の拝見があります。
この瞬間から、自分のいる世界がふっと変わり、いい感じに。
そして、まだまだまだ覚えられないのが、お点前をする人(亭主?)と、お客さん側(正客?)のやり取りの言葉。
問答ですね。
茶道に触れ始めたとき、「なんでこんな台詞が決まってるんや…」と何度も思ったものです。
また、前回のお稽古では、私の言葉を待っている先生に向かって、無言で笑顔を返してみたり^^;
「いやいや、そうじゃなくて」ってなもんですよね。
で、今回初めて思ったことが一つ。
茶道のとき、「お点前をしている自分」「お茶やお菓子をいただく私」という風に、「個」に意識がいっていました。
…が、初めて「相手があって初めて成り立つもの」なのでは、という感覚に。
お茶室の空間に、自分ひとりではない、誰かがいる。
相手のためにお茶を点てる。
抹茶嫌いな私が抹茶を飲めるようになったのも、私のために点ててくれたお茶だったから。
自分の作法に意識がいきそうですが、実は「相手」がいることが大切であり、「人は一人では生きていけない」という大きなテーマも隠れているような気がしました。
この感覚は、私にとって、また新たな発見。
ますます茶道が深まってきました。
あなたもぜひ、茶道いかがですか?
それでは最後に、お稽古を終えてクタクタの私をお届けします。
いつもとは違う疲労感。
オススメします。
それでは、また。
本日も最後までお付き合い頂き、有難うございました。
やまさきさちよ