月1回だったお茶のお稽古を、昨年から月2回にした私。
身体にほんの少しずつ染み込んでいく茶道の空気にますます魅せられています。
そして先日、2017年の初釜へ。
最初にお稽古仲間と花びら餅をいただきました。
先生が丁寧に指導してくれながら頂くので、緊張感も和らぎ、とても心地よいです。
そして、菊月庵 福本マサヨ先生のお点前。
先生は毎年袱紗を新調しておられますが、今回もとっても美しい色でした。
そして、私もお茶始めということで点てさせていただきました。
頭頂部の髪の毛が気になります。
この日の着物はいただいた大島の着物、帯は母から譲り受けた椿の柄の名古屋帯にしました。
今年もまた、たくさん着物を着て楽しみたいと思います。
さて、今回、お干菓子がとっても私好みだったのでご紹介。
左の松露は「寒椿」という名のものですが、右の落雁が!
とっても面白い!
お能のお面ですね。
いやぁ〜、楽しかった。
最後になりましたが、この日のお軸は、「卒啄同時」。
意味はこちら。
何事も、自分本位ではなく、相手と呼吸を合わせながら過ごしていきたいです。
もちろん、施術もそう。
お客様と心を通わせながらお身体に触れる時間を大切にしたいと思います。
その後は、懐石料理をいただきに「旬 華遊亭」さんへ。
美味しかったです〜。
最後は、黒豆をこして作った手作りお菓子も。
「お茶」という一つのものを通していつもは離れ離れの人たちが、同じ一つのお茶碗でお茶を飲んだり、食事をともにしたり。
その中で見る、感じる様々な事柄から、自分を高めていきたいと思います。
そして、着物やお点前の所作で、普段とは違う身体の使い方を体感し、まだまだ使われていない自分の身体の可能性に目を向けていきたいと思います。
2017年も、茶道と触れ合っていきたいです。
マサヨ先生、いつもありがとうございます。
それでは、また。
やまさきさちよの日日是好日