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帛紗をさばく小さな手と、震える私の手 ― 茶道で感じた心と体のつながり

こんにちは。2歳の娘と暮らしながら鍼灸院を営んでいるやまさきさちよです。

実は私、抹茶が苦手なのですが…
このたび、臨月からお休みしていた茶道のお稽古を再開することになりました。
再開にあたりご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。

久しぶりすぎるお茶のお稽古。

2歳の娘に
「お茶のお稽古行くから母ちゃん頑張らなー」
と話すと、
「○○ちゃんもオケイコするー!」
と大きな声で言うではありませんか。

ほな一緒にしてみようってことで、帛紗を出して予習開始。
まずは帛紗さばき。

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続いて、ままごとのナイフを茶杓に見立てて練習。

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私の真似して小さいな手で一生懸命頑張ってはりました。

以前のブログで娘と一緒に八坂神社の月釜に行った様子を載せましたが、
私のひそかな夢の一つは、娘と一緒に茶道のお稽古に通うこと。

まだ何も伝えていないのに、母のそんな想いを感じ取ったのか、
「○○ちゃんも大きくなったらオチャのオケイコ行くー」
と言う娘。

すごー。

いつか一緒に行ける日がとても楽しみです。

ちなみに、再開初日のお稽古での私の様子はというと…
お棗やお茶杓を持つ手が信じられないくらい震えました。
ほんま、笑ってしまいそうになるくらい。

緊張からこんなにも体が震えるなんて、やっぱり身体と心は繋がっているんやなーと改めて実感しました。

「身心一如(しんしんいちにょ)」という言葉がありますが、まさにその通り。
身体と心は、切り離せないものなんだと感じます。

ぼちぼちではありますが、お稽古に励みながら、心と体の使い方をまた少しずつ整えていきたいと思います。

お茶を習っておられる皆様も、よければいろいろ教えてくださいね。

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日々、仕事や子育てに夢中になっていると、「自分のための時間」って、つい後回しになりますよね。

今回、久しぶりにお茶に向き合って感じたのは、
自分だけの時間というのは、自分を整える時間でもあるということ。
そして、自分がどうありたいか、どう生きていきたいかを見つめ直す時間でもあるということ。

体と心は、思っている以上に正直です。
緊張やストレスが不調につながる方も多いため、
施術ではお身体の状態だけでなく、お話を通して心の内にも耳を傾けるようにしています。

当鍼灸院では、「体と心のバランス」をとても大切にしています。

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さちよの鍼灸按では、それぞれの「整える時間」を応援しています。

「なんだか最近ちょっと疲れたな…」
「自分のための時間が持てていないな…」

そんなふうに感じるときは、ぜひ心と体の声を聞きにいらしてくださいね。

それでは、また、金曜日に。

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