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茶道のお稽古「花月」から学んだこと

こんにちは。最近、茶道のお稽古を再開したやまさきさちよです。
新鮮な気持ちで臨んでいます。

先日の茶道のお稽古では、大宗匠の追悼のため、初めて「三友之式(さんゆうのしき)」をしました。

「三友之式(さんゆうのしき)」には、花を入れる「花寄せ」、香を聞く「香聞」、薄茶をいただく「花月」の三つの要素が入っています。
全てが初めての体験でドキドキの連続でしたが、今日お伝えしたいのは「花月」のお話。

花月

「花月」は名前だけは聞いたことがあって、「札を引いて役割を決める遊びみたいなものかな?」と、どこか気軽に思っていました。
(ごめんなさい…)

でも、先生からは「花月は修行の場ですよ」と教えていただきました。
お茶の味を楽しむことも、拝見でお道具をじっくり見ることもないのです。

さらに「互換機鋒看子細(ごかんきほうしさいにみよ)」という戒めの言葉があるそうです。
つまり、どの札があたっても慌てず冷静に判断し、自分の役割を全うするということ。

実際にやってみると、手順を追うだけではなく、相手の動きをよく見て、呼吸を合わせていくことが必要でした。
「ああ、これは確かに“修行”なんだ」と身をもって実感しました。

お互いの子細をしっかり見極め、動く。
これは、人と関わり合って生きる上で欠かせない姿勢だと気づかされました。

茶道のお稽古から学んだことは、子育てや施術の場でもそのまま生きると思います。
相手をよく見て、呼吸を合わせていくことの大切さを再確認できました。
その学びの場をいただけていることに、あらためて感謝しています。

子育てや日々の施術の中でも、「相手をよく見る」「一緒に呼吸を合わせる」ことをしっかり意識したいと思います。

これから花月を手順よく、そして正しくできるように、また一歩ずつお稽古を重ねていきたいです。
詳しい方、ぜひ色々教えてくださいね。

余談ですが、今回の『花月』の文字は、筆ペンで私が書いたものです。
書道も好きなので、これから少しずつ取り入れてみようと思います。

それではまた、金曜日にお届けしますね。

※茶道についてはまだまだ勉強中の身ですので、表現や言葉の使い方に拙いところがあるかもしれません。あたたかく見守っていただけると嬉しいです。

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