ご存知の方もいると思いますが、私は築77年の町家で暮らしています。
もちろん、町家は現代の家とは違い、なんだかんだ不具合はあります。
でも、今回は、「困ったな〰」ということではなく、町家暮らしの醍醐味をご紹介します!
「庭で火鉢で餅を焼く!!」
奈良の町家でカフェをしている友人にもらった火鉢。
一年越しで、やっと出番がやってきました。
炭を買い、火箸、火起こし、五徳、網…と、全部揃えるまでかなり時間がかかってしまいました。
が、やってみると、これまでの苦労(?)も忘れてしまうくらい風情がある!
しかも、お餅が美味しい!
今まで食べてきた中で一番の美味しさでした。
餅を焼いている途中、終始主人と
「幸せやなぁ〰、贅沢やなぁ〰」
と話していました。
でも、この「幸せ」や「贅沢」って、ほんと人ぞれぞれだと思います。
火鉢が使えるようになるまでの道のり、そして、後処理。
この手間を考えると、「幸せ」とか「贅沢」とは思えないかもしれません。
しかも、庭はめっちゃ寒いし。
でも、どこか小さなところに目を向けて、それを幸せと感じられるなら、私は、それを思いっきり感じたい。
感じられるときはしっかり感じて、毎日を健やかに過ごしていきたいですね。
それでは、また明後日に。
本日もお付き合いいただき有難うございました。
やまさきさちよ