11月18日、当院にて初めての「丸太町のお産を語る会」を開催しました。
平日の午前にもかかわらずご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。
30年ほど前にお産を経験された方から、数ヶ月後に出産予定の方、ご主人…と、バラエティ豊かな顔ぶれで、とても貴重な時間を過ごすことができました。
施術室という小さな空間でしたが、7人で囲む輪はあたたかく、その場に流れる空気もとてもやさしいものでした。

会の流れとしては、
まず最初に、私がこの会で大切にしていることをお伝えし、
そのあと順番に自己紹介(みんな胡座かいてる^^)

そしてお産にまつわるお話を、それぞれのペースで語っていただく形です。



もちろん、話したくない方は“聴く専”でも大歓迎。
(今回、主人は終始このスタンス)
そして最後に、皆さんから一言ずついただいて、おひらきにしました。

参加者さん同士のおかげで、語り合い・聴き合いの雰囲気が自然と生まれ、
話を聴きながら質問も出たり、笑いや涙が静かに循環していく…そんな時間になりました。
今回、あらためて感じたのは、
「その人だけのお産の物語が必ずある」ということ。
ドラマチックである必要も、面白い必要もありません。
ただ、あなたにしか経験できなかったこと、あなたにしか感じられなかった想いがあるということ。
その想いを、誰にも否定されずに語り、そして誰かが大切に聴いてくれるという時間は、本当にかけがえのないものだと感じました。
参加者の方の胸の中に、いつもとは少し違う気持ちや、新しく動く何かが芽生えていたら嬉しいです。
「素晴らしい会でした」と何人もの方から言っていただき、 また数ヶ月後に開催しよう、と心から思えました。
日程が決まりましたら、あらためてご案内しますね。
次回の会も、どなたかの大切な時間になりますように。
最後になりましたが、お集まりいただいた皆さん、
貴重なお話をシェアしてくださり、本当にありがとうございました。
