3月11日。
その日は多くの人にとって忘れられない1日だと思う。
私もそのうちの一人です。
何気ない毎日が、一瞬に消え去っていく。
毎日仕事に明け暮れる日々に、衝撃が走った。
いつ、何が起こるか、誰にもわからない。
明日、この命があるとも限らない。
29歳を目前に、「このままでいいのか」とおぼろげに考えていた私に強い電気が走ったような気分だった。
いま、そのとき、自分に出来ることを最大限に行なう。
命を精いっぱい生きる。
自分の可能性を最大限に生きる。
2011年5月、まずは鍼灸マッサージ師として、被災者の方にできることをすることを選んだ。
周囲の反対(親だけは賛成)を押し切り、東京で募集していたマッサージボランティアに参加。
福島県郡山市へ。
「今度はいつ来てくれるの?」という被災者の方の声に、こたえられない自分。
「継続すること」。
ボランティアで大切なのは何よりも、そこだと思う。
これからの自分の生きる道を考えるとともに、何か1つでもいいから、東北へのボランティアを継続して行なうと決めた2011年。
というわけで、翌年からは神戸で行なわれる東日本大震災健康チャリティーイベントにボランティアで参加。
私の隣で写っている方が、代表の森西美香さんです。
今年は、キッズスペースの受付を担当し、今話題の妖怪ウォッチのチラシを作成!
下書きナシ&初めて描いたにしては、我ながら上手くかけたと自画自賛しております^^
おかげさまで、キッズスペースは大賑わい◎
人が来てくれることによって、義援金が集まる。
このイベントが今後も末永く続いていくように、多くの方に知っていただき、参加していただければと思います。
ボランティアとして東北に支援することに加えて、毎日の私にできること。
それは、「いまを生きる」ということ。
この一瞬は、誰かが生きたかった一瞬かもしれない。
誰かが生きるはずだった一瞬だったかもしれない。
明日、何が起こるかは誰にもわからない。
だから、私は、今日も、大切に生きていきたい。
どうぞ、あなたもかけがえのない1日を大切に。
本日もお付き合いいただきありがとうございました。
やまさきさちよ